保護者による地域活動 · コーフィールド・サウス English version →

直そう、
コーフィールド小学校

Fix Caulfield Primary — 保護者キャンペーン

創立1864年、日本語バイリンガル教育で知られるこの州立小学校は、この10年間、保護者の寄付・バザー収益・週末のボランティア作業によって支えられてきました。校舎の修繕費を州政府に何度申請しても、答えは「不採択」でした。このページは、その記録と、私たちがいま行動する理由の説明です。

まず知ってほしいこと

「公立学校なのに、なぜ校舎がこんな状態なの?」

日本では、公立学校の校舎の建設・改修は制度として計画的に行われます。国と自治体に整備の仕組みがあり、校舎が朽ちるまで放置されることは基本的にありません。ビクトリア州の仕組みは違います。多くの保護者(オーストラリア人の保護者も含めて)がこの事実を知りません。

  1. 教員の人件費や学校運営の費用は自動的に支給されます。生徒数に応じて毎年配分され、この部分は機能しています。
  2. しかし、校舎の建設や大規模改修にかかる予算は自動ではありません。「申請して、競争して、選ばれたら」もらえる仕組みです。権利ではないため、何十年も順番が来ない学校があります。本校がそうです。
  3. 修繕費は床面積で機械的に計算されるわずかな額だけです。不足分は、本校では保護者のバザー収益と週末の作業(ワーキングビー)で補ってきました。
  4. では、どの学校が改修されるのか?州の会計検査院にあたるビクトリア州監査院(VAGO)が2026年6月に公式に指摘しています。それは、改修は「学校や地域からの働きかけ」と「熱心な地元議員」で決まり、そのプロセスは「非公式で記録が残らないことが多い」。必要性ではなく、声の大きさで決まるのです。だからこそ、私たちは声を上げます。

出典:ビクトリア州教育省 SRP 制度(PAL)/ ビクトリア州監査院(VAGO)報告書 "Delivering School Upgrade Projects"(2026年6月17日)

数字で見る現実

すべて領収書と監査済み報告書に基づいています。

$1.34M
(134万ドル)直近6年間(2020〜25年)の純コミュニティ資金 — キャンプ・遠足などの実費負担分を除いた額(監査済み年次報告書より。2007年以降の総額は470万ドル)
$66,603
同じ10年間に州から受けた設備投資の総額(2020年の小規模補助金1件のみ)
$9.1M
(910万ドル)徒歩圏内・同じ郊外にあるコーフィールド・サウス小学校が州の事業登録簿で得ている額。うち900万ドルは2025〜26年度予算で「新しい競技規格の体育館(音楽室・図書室・売店を含む)」に配分されました。本校の136倍です
26校中26位
グレンアイラ市で州の設備投資を受けた26校のうち、本校は最下位。ビクトリア州全体でも下位2.5%(設備投資を受けた1,839校中、本校を下回るのは46校のみ)。州の中央値は220万ドルです
283名
教育大臣への要望書に署名した保護者の数 — スクールホリデー中のわずか24時間で
283件
2018年以降に保護者が無償で行った修繕作業のうち、日付入りメールで裏付けの取れた件数(排水・雨どい・鍵・トイレ清掃・遊具まで)。記憶に基づくものを含めると290件ですが、本ページでは証拠のある283件のみを使用しています
$78,215
文化財(ヘリテージ)指定されているため通常の2.5倍かかった木製窓の交換費用(12枚分)。州の補助はゼロで、学校の運営費から支出しました

トイレは312名の児童に対して男女各3つの個室(便器)しかありません。温水は出ません。体育館は全校児童の3分の2しか入れないため、全校集会は炎天下の屋外か、中止です。

これは「募金でなんとかなる問題」ではありません。コミュニティの純資金は年間約22万ドル、バザーなどの収益は年間平均約3.6万ドルです。却下され続けているトイレ改修だけで純資金の2.7年分、体育館は45年分に相当します。だからこそ、州政府の判断を求めています。

いま、チャンスがあります

11月28日、州議会選挙。この選挙区は大接戦区です。

本校のあるコーフィールド選挙区は、ビクトリア州で最も僅差の選挙区のひとつです。つまり、いまだけは、政治家が保護者の声を無視できません。私たちはすべての政党・候補者に全く同じ要望(トイレ改修・体育館・文化財指定校舎の窓)を出し、回答を全保護者に公開します。特定の政党を応援する活動ではありません。

教育大臣への要望書はすでに提出され、現職議員は州議会でこの学校の問題を取り上げると約束しました。動き始めています。2026年7月時点

できること

ひとつで構いません。

署名する(1分) 英語版で詳細を見る

数字の正確さについて。このページのすべての数字は、請求書・監査済み報告書・日付入りのメール、または州政府自身が公表している事業登録簿という一次資料に基づいています。自分たちの数字に誤りが見つかった場合は、これまでも公表して訂正してきましたし、今後もそうします。

ただし、一部は推計に頼らざるを得ませんでした。それは努力を怠ったからではありません。ビクトリア州教育省は、個々の学校の修繕費の実支出額、配分された予算が実際にどう使われたか、州が保有する校舎の状態評価、そしてどの学校を改修対象に選ぶかの基準を公表していません。私たちは開示を求めましたが、得られていません。州監査院(VAGO)も2026年6月、どの学校が建て替えられるかを決めるプロセスを「非公式で記録が残らないことが多い」と指摘しています。記録がないものは、検証のしようがないのです。

したがって、このページで概算になっている箇所は、そのほとんどが「正確な数字を州が持っていて、公開しない」ことに起因します。選択の余地があるときは、必ず控えめな数字を採用しました — 低い方の見積り、記憶ではなく証拠のある件数、共同枠の総額ではなく本校固有の配分額です。誤りにお気づきの方はお知らせください。訂正し、訂正したことも公表します。そして教育省が「我々の数字を使え」とお考えなら、どうぞ公表してください。

このページを他の保護者に転送してください。日本語でもう少し詳しく知りたい方、お手伝いいただける方は、保護者グループまで:hello@fixcaulfieldprimary.com.au

「日本ではこんなことはあり得ない」— その感覚は正しいです。だからこそ、その驚きを声にしてください。あなたの一言が、この状況がいかに異常かを一番よく伝えます。